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石巻から女川へ〜その2
しばらく日和山から町を見ていたけど、
そろそろと車へ移動。
今上ってきた逆側へと車で降りたのだけど、
あまりにも急な坂だったのでびっくり。
行きに上ってきた坂も、道は細いのにそこそこ急だった。
津波が来るからと、ここまで人の足で上ってくるのは
高齢の方などは相当大変だと思う。
日和山下の道路が渋滞し、
そこで津波に巻き込まれた話しも聞いた。
普段、車で移動する地域だから、
余計車で移動したのは理解していたけれど、
こういう地形での避難という難しさも感じた。

女川の海1

海沿いの道を走らせて女川へ移動。
静かな海は、陽の光を受けてキラキラしている。
山と海と、という普段は穏やかな景色がもたらしたことに
改めて自然の大きさと怖さを感じる。
女川へ向かいながら
「女川は本当に何もなくなっちゃったんだよ」と言われた。

女川の港2

本当にその通りだった。
ここは港があるところ。
なんにもない。
船のいる海と、工事のトラックがいる更地だけ。

女川の建物3

そこに、ポツポツと鉄金の建物が倒れたままいくつかある。

女川の建物1

ここにも。
そのままで。

女川の建物2

根こそぎ倒れた姿が恐ろしい。

女川の港1

その周辺で復興作業が行われていた。

女川の病院

ニュースで何度も観た高台の病院。
駐車場の脇に、復興カフェというような店名の
ちょっとした休憩所が出来ていた。
この高台の病院も1階には津波がきたと聞いた。
女川は聞いてた通り、
本当になんにもなくなってしまっていた。
原発がある方面までは行けなかったけど、
港のあるここが町の中心だったようだから
町が全部津波でなくなって、更地となっている今。
でも石巻よりも、海と山が近いため
このあたりの後ろにある山方面の家はそのまま。
この落差もすごい。
なにもない更地の中を、細くくねくねした道路があり
そこを車が結構通っている。
今はなにもないから、このくねくねさに違和感あるけど
ここに家や店、ビルなどがまわりにあったことを思えば、
ここが町であって、でもこの現在という落差。
ここではないけど、子供の頃に
古川の伯父達と海水浴へ行ったことがある。
千葉の海水浴場しか知らなかった私には、
こんなキレイな海があるんだという感激があって
今でもよく覚えている。
それが今、女川原発のあたりだと何年か前に知った。
女川でも今回のあたりへ来たのは初めてだけど、
子供の頃に楽しい思い出をくれた女川の今を見ると、
言葉もなく空っぽな感じになってしまった。

女川の海2

また元来た道を石巻へと戻る。
あの地震以降、
送電鉄塔が並ぶ景色をじっと見ることが増えた。
特に海や山のあるところに建つ、人工的な違和感。
もちろんそうやって電気をどこまでも送れることによって、
人の生活は便利になった。
でもその代償は大きかった。
海沿いに走る、途切れたままの線路が更に寂しい。
| 東北・新潟 | 18:51 | - | - |

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