CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
CATEGORIES
                
ARCHIVES
本の感想を書き込もう web本棚サービスブクログ
<< 竜飛海底駅・青函トンネル見学 | main | 秋元屋@野方 >>
竜飛岬
前回の続き・・・。

1人でどっちへ行こうかウロウロしていたら、
私の参加している見学ご一行を、引率してくださっていた男性が
一緒に岬周辺見学に付き合ってくださるということになった。
ありがたや〜、ありがたや〜。
陽に焼けたこの男性○○さんは、
JR北海道で今年の3月まで運転手さんをやっていたということ。
なるほど〜。
なので、いろいろ電車の話しや青函トンネルの話しなどを聞きながら歩く。
まずは、青函トンネルの建設にあたって
命を落とした方達の慰霊碑で手を合わせる。
そして○○さんおすすめ順路で岬周辺をめぐることに。
まずは灯台へ行ってから、階段国道へ行く方が良いとのこと。
すっかりおまかせの私。
まずは灯台より手前にある『津軽海峡冬景色』の記念碑へ。

冬景色の碑

以前、襟裳岬で見た記念碑よりも相当立派で豪華。
なんと言っても、クイズ番組のようなボタンがあり
それを押すと『津軽海峡冬景色』が流れるようになっている。
もちろん私も押してみる。
これが、ものすごい大音量。
しかも1番からではなく、2番から流れる。
よく見ると、記念碑も2番から書いてある。
なるほど〜。
ここは竜飛岬なので、2番からなのだと納得。
もちろん一緒に歌う。
大音量なので、へたくそな私が歌っても
周りの人達には聞こえずにバレない。
襟裳岬へは、わざわざ歌詞カードをプリントして持って行った。
襟裳岬で森進一のマネして襟裳岬を歌うのが夢だったので。
でも竜飛岬では、
石川さゆりのマネをして歌う予定ではなかったので普通に歌う。
そして今度は歩いて灯台へ。

竜飛灯台

と、むかう途中で私達を追い越して歩く男性が1人。
私が○○さんから、いろいろ電車の話しを聞きながら歩いていた。
その話しが耳に入ったらしく、急に速度を落とし立ち止まったりもしたり。
それに気付いた○○さんが声をかけて
3人で一緒に岬めぐりをすることになった。
まずは訪れて『龍飛埼灯台』。

竜飛岬から灯台

ガイドさんのように、○○さんが灯台をバックに写真を撮ってくれる。
『龍飛埼灯台』は、対岸の白神岬灯台と共に
海上交通の要衝である津軽海峡の西側玄関口に位置する重要な灯台らしい。

岬から函館山

これが津軽海峡。
天気がいいので、むこうに函館山も見える。

岬から日本海

そして展望台から見る日本海。
歩くと汗をかくくらい暑いけど、とってもいい天気。
この展望台から見える景色が、本当に素晴らしく気持ちがいい。

風の岬竜飛の碑

この日はめずらしく風があまり吹いていなかったらしい。
この碑にも書いてあるように、ここは風がとっても強い場所で
しかもあまり天気がいい時が少ないらしい。
○○さん曰く「今日は本当にめずらしい」と言っていた。
そしてまた来た道を下って、
今度は国道なのに階段という『階段国道』を歩くことに。

階段国道看板

ここは日本で唯一の階段の国道。
総延長388.2メートル、階段数362段。
なぜに階段が国道に指定に指定されのかというと、
その経緯はよく分かっていないらしい。
ルート設定時に、担当者が現地ではなく地図上でルートを選定した
という話が一説としてあるらしい。
実は、まだまだこの旅の前半だったので、
体力を温存しておくために、階段は降りなくていいかな?と思っていた。
しかし、とっても親切は○○さんが案内してくれるので
せっかくなので階段を降りることにした。
降りるのはいいけど、また上ってくるのが・・・ねぇ。。。

階段国道入り口

いざ、出発!

階段国道

降りていくと、途中には
青函トンネル建設時に作業員達の家族が住んでいた時の名残がある。
中学校があったりで。
そして更に降りて行くと、今度は民家の間をひたすら通ることに。
急に生活感全開状態。

竜飛港

そして降り切ると、目の前は竜飛の港。
「せっかくだから、龍飛館にも行きましょうか」とのこと。

港前の道路

この港の前の道路を歩いた先に

竜飛館

『龍飛館』がある。
『龍飛館』は、龍飛館の観光案内所。
太宰治や棟方志功ゆかりの宿だった奥谷旅館が使われている。
入ってすぐ右手に

竜飛館の棟方看板

棟方志功が書いた看板(?)がかかっている。
中の見学は無料。
ちょっとだけ見ることにした。

海峡のポスター

お〜、健さんだ〜。
しかし、この映画知りませんでした。。。

海峡のポスター説明

青函トンネルの建設を舞台にした映画らしい。
ぜひDVD借りて観てみようと思った。
他には、

大宰のお膳

太宰治愛用の火鉢だったり、棟方志功の油絵などが飾られていた。
ここは明治35年頃から平成11年まであった『奥谷旅館』。
観光客はもちろん、数多くの作家や画家が訪れた
津軽半島最北端の旅館として知られているとのこと。
その客人の中に、太宰治や棟方志功の名も記されている。
時間も押し迫っているので、さっと見学をして
今度は階段国道を上ることに。

階段国道のあじさい

途中、この季節に咲いてるなんてめずらしい。
あじさいがたくさん。
でもこのあたりではこれが普通とのこと。
地方からくる観光客からよくそう言われるとのことだった。
それにしても、○○さんはもう60歳を過ぎているだろうに
無茶苦茶元気で、体力もあるらしく
ものすごいスピードで階段も上がるし、歩くのもとても早い。
見学を一通り終えて、集合場所に到着した時には
あまりのスピードでまわったために、ちょっとめまいがする程だった。
でもこんなに親切にしてもらって、本当にありがとうございます。
この旅の思い出にと、一緒に記念館前で写真を撮った。

竜飛館の前で工藤さんと

自由時間の1時間半近くをずっと○○さんと一緒に行動していたので、
いろんな話しを聞かせてもらうことができた。
○○さんが、国鉄に入社して汽車の運転手をしていた時は
青函トンネルなんて、自分たちが生きている間には
完成しないだろう、と話していたらしい。
それぐらい、当時では壮大な計画だったのだと改めて感じた。
その話しを聞くと、帰りに再度通ったトンネルは
また違う物に感じられて感慨深かった。
例えば映画を観に行く前に原作を読むのと、観終わってから原作を読むのと
また違った見方がある。
美術館へ行っても、
その絵の背景となる歴史を知ってるのと知らないのとでもまた違う。
こうやって、JR北海道で運転手として活躍していた現場にいた方と
いろいろ話しを出来たことが、
今回楽しみにしていた青函トンネル見学を
更に興味深く、そして思い出深いものにしてくれた。
こういう出会いがあるのも、
1人で旅してこその楽しさなんだな、と改めて思った。

今日の川柳〜
温かい 人のやさしさ ふれる旅
| 旅行 | 16:44 | - | - |

Ferretアクセス解析