2010.10.13 Wednesday
2010年北海道東日本鉄道の旅〜5日目 快速ムーンライトえちごに乗る
長々とおつき合いいただいた、
この“2010年北海道東日本鉄道の旅”も今日で終わりとなります。
最後は、新潟からとうとう東京へむかう列車の話し。
青森から各駅停車の旅の果てに、たどり着いた新潟。
ここから新宿へ夜行の
『快速ムーンライトえちご』という列車が走っている。
これは、JRが高速バスに対抗して
走らせることにした列車だという話しを聞いた気がする。
新潟駅を23時35分に出発して、
翌朝5時10分に新宿に到着する臨時夜行快速列車。
臨時と言うだけあって、通年運転はしていない。
ちょうどこの旅の時期運転していたので乗ることができた。
そしてこの列車は、今回私がお世話になった“北海道&東日本パス”、
そして“青春18きっぷ”が乗車券として使用することが出来る。
なので、この手の鉄道の旅の人達とは切っても切れない列車らしい。
プラス500円の指定料金を支払うのみ。
『なにわ茶屋』を出て駅に着いたのは23時前。
まだ入線もしていないので、ベンチに座り
通勤の人達が行き交う在来線を眺めて待つ。
そして入線してきた『快速ムーンライトえちご』。
ちょうどいい感じで月も出ているので、一緒にパチリ。
この夜の月は、月齢10歳ぐらいだろうか。
このシチュエーションにすでに満足。
月はやっぱりいい。
頭の中にはTom Waitsの「Grapefruit Moon」が流れてくる。
その『快速ムーンライトえちご』は、ちょっと地味な車体ながらも
こんな感じでベタだけどらしいロゴが先頭に。
夜行はまなすにはちょっと及ばずと言ったぐらいだろうか。
この『快速ムーンライトえちご』には、
寝台特急『あけぼの』と同じく女性専用車両というのがある。
東京行きの先頭車両がそうで、
こちらがそのレディースカーの車内。
車両入り口の表示も、他の車両とは色が違うぐらいで、
シートも同じだと思われる。
あけぼのはこの旅初日だったため、まだ体力バリバリだったけど
ここは本当に最後の最後。
もう他の車両を見学に行く気力もなく。。。
先頭車両のしかも先頭の席が私の席。
荷物を置いて、ダラっとする。
しばらくすると列車が動き出した。
なんか、ものすごく寂しい気持ちになる。
たかが6日間の国内の旅かもしれないけど、
初めての体験や、いろんな人との出会い、
楽しかったこと、1人思いにふけたことなど全てが
この列車が新宿へ着いたら終わってしまうのかと思うと・・・。
しかし発車してあっという間に、
そんな思いは遠くの方に行き、苦痛がやってくる。
この列車、新幹線などぐらいしかリクライニングしない。
昨年乗った夜行はまなすの自由席と
シートのタイプも角度もほぼ一緒。
これでは全く寝る状態にはなれない。
この日のレディースシートはガラガラのため、
後ろに人がいないので、思いっきりシートを倒した。
しかしうとうとするぐらいは出来るけど、寝ますよって感じにはならない。
横にも人がいないので、2シートに渡り横になってみたけど
箱に入らないでかさの為、箱入り娘になれなかった私の体は
ダンゴムシのような状態。
このどこにも体の置きようのない状態のまま、やっと新宿に到着。
すでに明るい新宿。
闇から這い上がってきた気分で、この明るさがイタイ。
コンタクトを入れる気力もなく、中央線のホームへむかい
新宿では写真を撮ることもなく、
そのままなだれるように家へたどり着いた。
しかし家へ着く前に、しっかり西友に寄るところはすでに現実。
こんな終わり方でいいのだろうか・・・。
しかし人間の三大欲求の1つ、
しかも1番である睡眠欲には勝てないのだから。
今日の川柳〜
旅最後 寝るに寝られず もうろうと
この“2010年北海道東日本鉄道の旅”も今日で終わりとなります。
最後は、新潟からとうとう東京へむかう列車の話し。
青森から各駅停車の旅の果てに、たどり着いた新潟。
ここから新宿へ夜行の
『快速ムーンライトえちご』という列車が走っている。
これは、JRが高速バスに対抗して
走らせることにした列車だという話しを聞いた気がする。
新潟駅を23時35分に出発して、
翌朝5時10分に新宿に到着する臨時夜行快速列車。
臨時と言うだけあって、通年運転はしていない。
ちょうどこの旅の時期運転していたので乗ることができた。
そしてこの列車は、今回私がお世話になった“北海道&東日本パス”、
そして“青春18きっぷ”が乗車券として使用することが出来る。
なので、この手の鉄道の旅の人達とは切っても切れない列車らしい。
プラス500円の指定料金を支払うのみ。
『なにわ茶屋』を出て駅に着いたのは23時前。
まだ入線もしていないので、ベンチに座り
通勤の人達が行き交う在来線を眺めて待つ。
そして入線してきた『快速ムーンライトえちご』。
ちょうどいい感じで月も出ているので、一緒にパチリ。
この夜の月は、月齢10歳ぐらいだろうか。
このシチュエーションにすでに満足。
月はやっぱりいい。
頭の中にはTom Waitsの「Grapefruit Moon」が流れてくる。
その『快速ムーンライトえちご』は、ちょっと地味な車体ながらも
こんな感じでベタだけどらしいロゴが先頭に。
夜行はまなすにはちょっと及ばずと言ったぐらいだろうか。
この『快速ムーンライトえちご』には、
寝台特急『あけぼの』と同じく女性専用車両というのがある。
東京行きの先頭車両がそうで、
こちらがそのレディースカーの車内。
車両入り口の表示も、他の車両とは色が違うぐらいで、
シートも同じだと思われる。
あけぼのはこの旅初日だったため、まだ体力バリバリだったけど
ここは本当に最後の最後。
もう他の車両を見学に行く気力もなく。。。
先頭車両のしかも先頭の席が私の席。
荷物を置いて、ダラっとする。
しばらくすると列車が動き出した。
なんか、ものすごく寂しい気持ちになる。
たかが6日間の国内の旅かもしれないけど、
初めての体験や、いろんな人との出会い、
楽しかったこと、1人思いにふけたことなど全てが
この列車が新宿へ着いたら終わってしまうのかと思うと・・・。
しかし発車してあっという間に、
そんな思いは遠くの方に行き、苦痛がやってくる。
この列車、新幹線などぐらいしかリクライニングしない。
昨年乗った夜行はまなすの自由席と
シートのタイプも角度もほぼ一緒。
これでは全く寝る状態にはなれない。
この日のレディースシートはガラガラのため、
後ろに人がいないので、思いっきりシートを倒した。
しかしうとうとするぐらいは出来るけど、寝ますよって感じにはならない。
横にも人がいないので、2シートに渡り横になってみたけど
箱に入らないでかさの為、箱入り娘になれなかった私の体は
ダンゴムシのような状態。
このどこにも体の置きようのない状態のまま、やっと新宿に到着。
すでに明るい新宿。
闇から這い上がってきた気分で、この明るさがイタイ。
コンタクトを入れる気力もなく、中央線のホームへむかい
新宿では写真を撮ることもなく、
そのままなだれるように家へたどり着いた。
しかし家へ着く前に、しっかり西友に寄るところはすでに現実。
こんな終わり方でいいのだろうか・・・。
しかし人間の三大欲求の1つ、
しかも1番である睡眠欲には勝てないのだから。
今日の川柳〜
旅最後 寝るに寝られず もうろうと